Obscure Desire Of kanna・Lacey

kanna・Laceyの密かな愉しみ

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2022.05.23 Monday

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    2007.09.01 Saturday

    SMに関する一考察

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       以前、ここで、男性、女性の昇天について論じた(というほど、エライもんではない)ことがある。
       その時は、現大学院生の方より、知的にして崇高なるレスをいただき、とっても嬉しかった。

       お酒の席では、なぜか下ネタが出てくる。
       昇天の話は、ある日の飲み会で私と当時大学生だった男子二人で熱心に話していた話題で、「さっきから何真剣に話してんの?」と、興味津々にあとから話題に加わった周囲の人たちに、がっかりされ、はたまた呆れられ、中には怒るものさえいた。
      つーか、どんびき。
      (口説き口説かれ・・・って思われてたみたい。それもおかしいけど)

       数年前の、とある方のブログに書かれていたことが名文だったので、こっそり載せちゃおう・・・(本当はいけないことなんですけど)


       (略)

      「私はSだ」とか「お前ってMだよなぁ・・・」とか酒が回ってくるころにしょっちゅう挙がる話題でもある。

      私としては内心、なんでそんな超プライベートな話題を人前でするんだと思っている。これはSEXの問題ももちろん包括するが、それ以外でもその人の人間性、トラウマなど深層心理に匹敵する大問題だと私は思っているし、大体、人前でSEXの話をする人間は私は嫌いだ。そんな話題が挙がると自然、私にも質問される。「相手によって変わります」と答えるようにしている。

      これは決して嘘ではないし、多くの人にも当てはまることだと思う。

      (中略)

       人間は様々な状況下の元、演じて生きているのである。では、その状況下でS、もしくはMを演じ、どちらが心地良く感じることができるのであれば、やはり人間はS、もしくはMに分類されるのだろうかという疑問がでてくるが、私はそうではないと思う。

      何故なら、その心地良さは相手に対して働きかけた結果であるからだ。その働きかけは状況によって変化し、立場が逆転することだってありえるわけで・・・。


      だったら、はじめっからSとMは使い分けができると考えれば、人生もっと楽しんじゃない?って思うのであります。


        そもそもなぜこのようなことを「一考察」したかって、今夏の酷暑で頭がいかれてしまったの・・・ではなくて、前出とは別の席で私がいわんとしようとしていたのは、まさにそーゆーこと(上記引用文)だったのである。(なんだか、飲む度にそーゆー話ばかりしているみたい・・・違いますからっ!!)が、しかし、ほんの少しはお勉強していた学生の頃は今は昔、現在の私は、知性のかけらもないめちゃくちゃな主義主張を述べただけで、先の引用文の筆者みたく説得力のある説明が出来なかった。
       ディベートは好きじゃないけど(出来ないから、、、)、せめて、もう少しまともな受け答えが出来なかったものかしら・・・ボキャブラリーの不足、おばかさん丸出し・・・
       それがとてもショックで、あらためて考えてみたわけなのでした。
       (筆者は私より若い方。素晴らしい!!人間、年齢ではないわ・・・とつくづく感じる)
       

       これまた少し前の話になるけど、アダルトビデオ作品の話。
       噛み切りたいS女と、噛み切られたい(噛み切られてもいい)M男の物語。
        S女は、普通のSEXでは快感を得ることが出来ない哀しいサガを持っている・・・
       (その辺り、ちょっとディープスロートに似ている)

       その制作秘話、というか、裏話、もありぃの・・・(残念ながらお話は出来ないけれど)の、いわくつきな作品なのですが・・・
       
       それをただそのまんまでは面白くないので、黒魔術形式で、百合の花、聖水・・・などを散りばめながら退廃美漂う雰囲気で作ろう・・・ということになったそうな・・・
      出演者、スタッフを知っているし・・・見てみたいと思った。(残念ながら、まだ見ていない)
       もっとも、なぜこうまで興味をそそられたかといえば、この話をしてくれた人(スタッフの一人)がとてもお上品にして聡明なお嬢様だったので!!
       だから、なんだか信じられるって気がしたの。
       見て損はないかなって。

       サルトルとヴォーヴォワールのように、
       至高聖所から物申す、的な、
       形而上学的に・・・
       そんなふうに性的なことを話されると、知的でない私は、身を乗り出してしまう
      (下ネタが好き というのとは、違うのよー・・・と言いたい)

       澁澤龍彦氏に傾倒するのもそのせい

       サド公爵、ジュリエット、ジュスティーヌ、一万一千本の鞭、
      果ては、0嬢の物語、マダムエドワルダ、マダムエマニュエル・・・
      一線を画すけど「上海異人娼館」「愛の新世界」「トパーズ」・・・
      (「ソドムの市」は嫌い)

       前出のお嬢様とか○さんとか○さんとか・・の引出しをお借り出来たならどんなに良いかしら・・・
       それと、マゾッホと誰かの面会の場面を現代に置き換えて戯曲にしてくださった某教授にもご示唆いただきたいわ・・・
      (その後、いかがお過ごしですか?幽閉はとけて、日本には戻られたのでしょうか?)


       上記引用文の筆者には、嫌われてしまうこと間違いなしね・・・。

      2022.05.23 Monday

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        コメント

        そのビデオってもしかして…あれ?(^^;
        2007/09/01 4:40 AM by sacchi
         です。
        2007/09/01 12:03 PM by かんな

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