久々のスイーツ画像。。。
人権とか、気持ちとか・・・
専門家じゃないのでよくわからない
きちんと学ばなくちゃいけないだろうに、努力がない
・・・が、私は人(相手)の気持ちをとにかく大事にしたい
ああしたら?こうしたら?・・・というアドバイスは、アドバイスだけに終わればよいけれど、度を越すと強制になる
そして言われた人は傷つくと思う
先日、足の不自由なこどもと遊んだときのこと(仕事)。
その子(仮にAくん)は、生まれつき歩くことが出来なくて、車椅子に乗っている。
でも最近では車椅子の乗り降りは一人で出来、椅子から降りて、手だけを使い、足をずるずるっとして移動も、つかまり立ちして手を洗うことも出来る。
そのAくんと私は、こままわし、かるたとり、羽つきをして遊んだ。
こまは、「こどもの時は上手に回せたのよ〜」(ほんと!)と弁解しながら、ひもがちゃんと引けず、全く回せなかった(^^;他の子どもたちは、ひゅん!と手の上に乗せたりしてるのに。。。(恥)
まだ4歳のAくんは、ただ手で回すだけのこまを回したけれど、うまく回ってとても喜んでいた。
かるたとり は、『おいけにはまってさぁたいへん!の「お」』などといっても、まだ文字のよく読めないAくんは年上の子にどんどんとられてしまい結局二枚しかとれなかった。(少しは遠慮しろよ、年上の子、と心の中で思ったけれど、子どもだもんね、仕方ない)
ぼうずめくりは、めくるだけ、運だけなのでAくんはとても楽しんでいた。お姫様が出てもう一回、とか、お殿様が出たので捨て札をごっそりもらえるだとか・・・だけど、最後にぼうずが出てせっかくたまった札を捨てることになりちょっと淋しそうだった。
残念だったね、と言うと、「うん、でも面白かった」と笑顔だったので良かった。
羽つきは、風船を団扇のようなラケットでぽんぽんつくもの。
他の二つは床に降りての遊びだったけれど、これは車椅子に乗って、ブレーキで固定して。
Aくんの高さに風船をつくとAくんはそれをラケットで打ち返さずにとってしまう。とってそれサーブする。まいいや。
風船は風船で軽いので思いもよらない方へ飛んでしまったり、軽く打ったつもりがAくんの頭を通り過ぎていってしまったりして、その度に「ヘタでごめんねー」と私。
結構これがいい運動になるんだわ。
失敗したら、墨のかわりに黒のビニールテープで作ったばってんを顔に貼る。
私もこどもたちと同じようにほっぺに貼った(ハハハ・・・(^^;)
問題?は、この羽つきの時に起こった。
他の大人(って、先生なんだけど)が、Aくんに「動かなくちゃ!」と言って、ブレーキをはずし、後ろのハンドルを持って、風船の飛ぶ方向へ動かした。「自分でも動かせるでしょう?」
その先生が行ってしまうとAくんは小さな声で言った。
「Aくん、これ(ブレーキで固定して)でやりたい」
「うん、いいよ」
おそらく先生は車椅子でも自由に動けることの練習や楽しさをAくんにわかってもらいたいのだ、と思うのだけど。
私は専門家ではないので、Aくんがやりたいようにやればいい、楽しいようにやればいいと思い、Aくんの言うとおりにする。
しばらくするとまた別の先生が来た。
「こんなのどう?」
その先生はバドミントンの羽に紐をつけたものをAくんの目の前にぶらさげて
「Aくん打ってみて」
Aくんははりきって、羽を打った。「今度はここだよ」先生はいろいろな高さで羽をぶら下げた。なかかな難しいらしく空振りしながらもAくんは頑張っていた。
ややあって、「じゃ、はい、これでやってみて」と私はそれを渡された。
私もその先生に習って、Aくん打ってみてー!とハイテンションで紐をぶらさげた。
しばらくしてAくんはやはり小さな声で「Aくんあっちでやりたい・・・」と風船を指差した。
私は「そう、じゃあこれはやめよう」と言って、風船の羽つきにかえた。
たぶんAくんはこどもなりに気をつかっていたのだと思う。
先生がせっかく言ってくれてる・・・
でもほんとはやだなー・・・それでもしばらくは先生の気持ちを思い、だまってやっていたのだ。
そして小さな声で言ったのは、先生に聞かれないようになのだ。
なんだかかわいそうに思った。
(紐付の羽見たときは、内心ええーって思った。一、ニ歳ならありかもしれないけど・・・)
こんなにちいさいのに、気をつかわなくてはいけないなんて、というか他のこどもたちにそういったきづかいなんて皆無でほとんどの子がこうしたら?って言ったって言うこと聞かないのが常なのに。
かわいそうって思うことが悪い。だから何かどこかが不自由な子どもたちにも私は他のこどもたちと同じように接する。
それでも、Aくんのような子にはやっぱり気をつかってしまう。
あまり仕事のことは書きたくないのですが、なんか、ちょっと・・・
書いてみました。