Obscure Desire Of kanna・Lacey

kanna・Laceyの密かな愉しみ

2022.05.23 Monday

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    2008.03.30 Sunday

    桜と三月最後の日曜日

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       東京地方、桜は昨日が満開のお花見日和だったわ・・・
      お花見というと、日本人である私は、桜の木の下で、シートとお弁当広げて・・・というのがあたりまえのように思っている。
      こどもの頃は、父が「今度の日曜日花見に行くぞー!!」と張り切っていて、母は朝からお弁当作りに余念がなかった。
       こどもだった私は、お酒は日が暮れてから飲むもの、と思っていたのだけれど、お花見ともなるとそこに集まった大人たちが昼間からお酒を飲んでいて驚いたものだった。(当然、父も缶ビールを飲んでいた)

       わざわざお弁当を持ってお花見に行かなくなってからずいぶん経つ。
      お弁当を持たなくともお花見!!と出かけたりもしたものだけど、それすらなくなってしまって久しい。
      なので、出勤途中、買い物途中、お稽古途中で一人でお花見した。
       わざわざ遠回りして小学校、中学校のある道回ったり・・・。

      満開の桜は本当に美しい。
      雪の日の朝のように、音はないのに、しーんって音が聴こえそう。
      「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」というと、坂口安吾、と言われるけれど、私は
      梶井基次郎の「桜の木の下には」が好きなのよ、浮かぶのよねぇ・・・ 

       私は毎年、桜の季節になると頭がおかしくなる。
      といっても、別に意味もなく叫んだり走り回ったり・・・といった通報されそうなヘンな行動をとるわけではない。
       情緒不安定になる。
       この時期、私おかしくなるんです・・・といったメールを人に送っちゃったりするので、これは少々周りの人に迷惑をかけている。
       昨年もやはりそういったメールを送ってしまったのだけど、真摯な返信が送られてきて、涙が出るほど嬉しかったしとっても幸せな気分になり、私は返信してくれた人にものすごく感謝した。(あまり伝わってないかもしれないけれど)

       今年は例年ほどおかしくもならなかった、というより忙しくて頭がおかしくなっている暇がなかった。なので、迷惑=憂鬱宣言=メールも送らずにすんだ。

      その代わり(?)、桜模様のお着物を買ってしまった!
      充分、頭がおかしい。
      だって、どこ着テクノ?いつ着るの?
      着物を着なくなってからも久しいんだけど・・・・。

      JUGEMテーマ:日記・一般

      2008.03.20 Thursday

      ちりとてちん

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         朝の連続テレビ小説、毎日欠かさず・・・ってことが出来なくて、録画してみている。
        ・・・んだけど、これがすぐにたまってしまう。
        15分番組だから一週間分ためてもいっきにみようと思えば見れるんだけど、それがなかなかみれない・・・で、週のはじまりには、今までのお話が大体説明されるので、じゃもういいか・・・と前の週録っておいたものを見ないで消してしまったりする。
         先週、番組がクランクアップしたとかで、NHKで、ヒロインとヒロインの夫・草々兄さんと小草若兄さんが出ていて「あの名場面をもう一度」の寸劇をやったりしていた。
         名場面その1・・・草々兄さんが壁を壊して若狭に告白するシーン
         名場面その2・・・小草若兄さんの決め台詞「底抜けに〜!」

         でも、私このドラマ途中から見たので、名場面を知らないんだわ・・・
         最近、何かの場面(食卓を囲む)で、家族全員が「底抜けに〜!」を連発していた。
        おばあちゃんまでも!

         ヒロインの貫地谷しほりさん(私、ぬきちや??なんて読んでた、、(^^;)
         彼女は「スウィングガール」だったのね。
        ぜーんぜん知らなかった!!(これは別にこの番組では言ってなかったけど)
         ドラマとあまりに違ったのでびっくりした。
        そりゃ役だから、だけど、実際は結構クールでズバズバ物を言うのね〜
         草々兄さんや小草若兄さんの方が役と違っておとなしくて若狭に言われっぱなし・・・って感じだったけど「このキャストだったのは奇跡」・・・と大泣きしていた。
         泣くのをこらえていてとんがっていたのかも??

         なぜもっと早くからみておかなかったのかしら・・・
         小演劇ファンにはたまらない役者さんが、いまや小演劇ではない舞台で活躍されてるのよね〜!!

         松重豊さん・・・10数年前、今をときめく鈴木勝秀氏主催のZAZOUS TEATREで主役をされていた。
        メトロファルスの伊藤ヨタロウ氏とも幾たびかの共演もされているし、メトロファルスのLIVEにも登場した!!

         キムラ緑子さん・・・マキノノゾミ氏(彼もNHKで活躍されている)主催の劇団M.O.P看板女優。
         まだ東京進出間もない頃、関西で劇団M.O.Pをお手伝いしていた友人が「観にいってあげて」と言って、一緒に新宿の芝居小屋へ行ったのだった。
         キムラ緑子さんを○○ちゃん、と愛称で呼ぶその友人が、芝居がはねたあと、マキノ氏に声をかけられてて、私はおおっ!!と思った。
        私一人が観にいかなくても、劇団も、マキノ氏も緑子さんもあっという間に東京でも有名になった。

         そして、小草若兄さんを演じる茂山宋彦さん。
         彼は小演劇ではない。知らない人は知らない、でも知っている人は知っている、お豆腐狂言、茂山家のお坊ちゃま。(お爺様の千作氏は人間国宝!)
        てゆーか、私、御本人にお会いしたことがある、しかもサインまでいただいてしまった。
         その頃は今よりもまだ少年て感じだったけれど、おばさま方からえらい人気だった。(まるでジャニーズのように)

         写真として登場するおじいちゃん、米倉万斉年氏、
        私はこの方の描く絵が好きでエッチングを持っている(ローンで買った・笑)

        そんなわけ(大変個人的な理由)で、思い入れたっぷり。

         落語の演目をほとんど知らない。
         「ちりとてちん」も「たち切れ線香」このドラマで知った。
        「ちりとてちん」は、与太郎が鼠がかじるといけないと釜のなかにしまい腐らせてしまった豆腐に白砂糖と唐芥子の粉をまぜたものを長崎名物『ちりとてちん』だとして、気取り屋の男に食べさせる、という話。これは元の話を上方落語ではかわってそうなってるそう。
        「たち切れ線香」は艶っぽいお話。
        船場のさる大家の若旦さんが仕事上の付き合いで顔を出したある会合の席で呼ばれてきていたミナミの芸子「小糸」と知り合い恋に落ちる。どんどん入れ揚げお金を使うので大旦那が怒って、息子を百日間幽閉してしまう。
        小糸は、毎日毎日手紙を出すが番頭がみんな隠して若旦那の下へは1通も届かない・
        そして毎日何通も届いた手紙が80日でパタッと止まる。
         ようやく幽閉が解けた若旦那は小糸の下へいくのだが・・・

        女将:若旦那、もぉ何ぼ言ぅたかて、小糸、三味線弾かしまへんわ。

        若旦那:何でやねん?

         のあとの、オチがよいの。
         再現フィルムで松重さんが若旦那をやってたんだけど、この劇中劇がとても面白かった。
         松重さんと和久井映見さん夫婦が喧嘩、仲直りする回だったかな、一人、もう大泣きしながら見た。(映画も一人で観てるとよく泣く)

         某所でちりとてちん祭りやっていて・・・(その方もとりためた「ちりとてちん」見たらしい)ああ、私だけじゃなかったのね、と喜んでしまった。 

         小次郎さんが結婚し、お父さん(松重さん)が文部大臣賞を受賞して、物語はいよいよ佳境へ・・・

         

        2008.03.16 Sunday

        あいかわらずひどい私とザ・リッツ・カールトン

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          友人と飲みに行った。
          二軒はしごした、
          美味しいお食事にお気に入りのアイリッシュパブ
          楽しいお喋り・・・
          そこから先がいけなかった。
          終電逃した。
          友人のおうちにほど近いそこから私の最寄駅までの電車が・・・
          それを逃したらない、
          行き着けない・・・
          で、友人のご主人に車で家まで送っていただく・・・
          あーやってもーたー
          申し訳ない・・・

          この日最高の盛り上がりは、ザ・リッツ・カールトンホテル!!
          唐突だ。
          友人と私は旅行へ行くっ!!
          これまた唐突だ。
          国内旅行、それもたった一泊だけだけど
          海外旅行へ行くかのごとく盛り上がってるのだ。
          で、宿泊先
          ここもいいのよねぇ
          ここも素敵・・・
          いろんな特典がついてるプランもある
          でも、どーせなら!!と、
          リッツ☆
          ロンドンよねぇ
          パリにもある
          とにかく高級ホテル
          うっわ〜い!!♪♪

          ・・・こどもじゃないんだから、ちゃんと自分一人でおうちに帰ろう

          JUGEMテーマ:旅行

          2008.03.14 Friday

          Lunatic of Lacey

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             なんだかいろいろいっぱいで・・・・
            なんでしょうね、もうほぼ定期的に頭が一杯になる。
            びょーき?・・・なんて軽はずみに言ってはいけませんが、
            私を全く知らない人がたまたまここをみたとしたら、そう思われても仕方ないわね、、、

            三月は年度変わりでいつも何かと忙しい。
            そして桜の開花が待たれる頃、
            私は気がくるう・・・
            ははは、やっぱりびょーきだ〜

            桜、好きなのよ
            薔薇も好きだけど
            年に一度、わずかな間しかみられない、だからなおさら好き
            で一年に一回やっと、また会えたね、って感じで・・・
            と書くと際限ないのでここらへんでやめて・・・

             昨日は仕事先で新年度の会議・・・というほど堅苦しくないか、話し合い、だった。
            なんだか寝不足で眠い、うとうとする、いけないいけない・・・と睡魔と闘いながら、エライ人の話を聞く。私はここでは若造ですから。
            他のお局様方があれやこれや意見を飛び交わしているのを他人事のようにぼんやり聞いている。
            たまに「ねっ!?」と同意を求められ、はっとして(この日はうとうとから現実に引き戻され)「は、はい、そうですね」と営業用スマイルで答える。
            別に営業しているわけではないから、違うか、社交辞令的スマイル?
             いや、しかし、ほぼなれたとはいえ、おば・・もとい、おねーさま方、こわいわー!!
            毎回、私に何の恨みがあるのだろう?身に憶えないんですが、、、て意地悪する人が約二名いるのだが、そのうちの一人が今はもういない人(辞めてしまった人)のことを悪く言っていた。
            フェアじゃない。そーゆーのは本人がいる時、本人に直接言え!と思う。
            ああ、実際言ったかも?そうだな、この人なら言うな
            この間も、この人の持ち場が二人のところ一人だったので、他のお局様が「誰かお手伝いさせましょうか」と言ったら、
            「ああ、私一人で大丈夫、むしろ一人の方がいいです!!」「むしろ一人の方がいいです!!」と二度も言ってた。
             誰がお手伝いするって決まってはいなかったけど、おそらく私だったんじゃないかと思うの。一番若い者の役目ですから。
            で、この人もそれわかってて、そーゆーこというのだ。
             一緒に仕事していると、この人のお嫁さんは大変だろーなーってつくづく思う。
            (よく息子や孫の話をするけどお嫁さんの話は全然しない)
            私の母と同じくらいの年齢かなぁって思うんだけど、娘に対して厳しくしてるって感じじゃないのよね、愛がない。
            いや別に他人に、しかも、職場のおばさんに愛を求めようなんて思っちゃいないけど
            言葉のはしばしになんでそーゆー言い方しか出来ないの?喧嘩売ってんの?って話し方、
            だって明らかに故意に、だもの。
            かなしくなってしまう。(別に言われて悲しくなるわけではない)

             ああ、なんだかとってもくだらないことを書いてしまった。いけない、いけない

            ・・・忙しいと、お手紙や電話のお返事もたまってしまう、
            なぜか誰か一人から電話orメールがくると、それが合図かのように続々と・・・
            今までしーんとしていた電話がやたら鳴るんです、メールが来るんです・・・
            不思議。
            誰もが今私に伝えなくちゃってことを同時に思い出すのかしら??
            それはバースデイプレゼントのように嬉しくて、別に内容がおめでたいものでなくとも、おめでとーおめでとーって聞こえる。
            殺伐としてるからね、
            普段、
            ああ、イヤっ!!
            書を捨てて町に出よう、
            ご近所のお庭には、梅が満開。
            そこかしこに春のにほい。
            桜はまだかいな

            JUGEMテーマ:日記・一般



            2008.03.06 Thursday

            ライラの冒険 黄金の羅針盤

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              観てきました〜♪
               ライラの大冒険 かと思っていたら 冒険 なのね、「大冒険」だと思うんだけど・・・とこんな感じで、ここでは感想というよりも、可愛いだの綺麗だの・・・といったことをお話するといたしましょう。

               一万五千人の中から選ばれたというライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズちゃんが
              とにかく可愛い!!
              劇中着ているお洋服も可愛いし、それがどれも似合っていて可愛い。
              寮にいた時のエプロンドレス、寒い場所へ行った時のコートやブーツ、帽子も
              ぜーんぶ可愛い!!
              お芝居もこれがはじめてとは思えないほどの堂々たる演技!!
              おてんばなだけでなく知的で勇気ある少女を好演。
               来日した時の映像みたときは、ずいぶん大人になっちゃったなって感じ。
              原宿で買ったというパンクぽいロリ服=タータンチェックにレースのミニワンピース姿も似合っていて可愛かったけれど、色っぽいんだもん。
              映画ではこどもだったのにー
               成長した姿も期待だけれど、ライラは12歳の女の子のままでいっきに作って〜
              このあとニ作あるというんだけど、どんどん育っちゃう・・・
              ま、ムリな話ですけど・・・

               ニコール・キッドマンの美しさは話題の一つだし、実際観なくとも
              周知のことだけど、私が好みなのは、エヴァ・グリーン。
              セラフィナ・ペカーラという推定300歳の魔女役。
              登場のシーンが神秘的。戦いのシーンも優雅。
              撮影技術が素晴らしいということをさしひいても美し〜。

               いい大人がすっかりはまりきっちゃうほどの素晴らしい作品。
              あなたのダイモンは何?って、知りたくて20の質問にも答えちゃったわ。
              さすがにそれ、ここ(ブログ)にはるのもなんだわねぇ・・・って、やめたけど。

              ダイモン?
              何それ?
              って方は、
              1.映画を観る
              2.もしくは、↓へどうぞ
              http://goldencompassmovie.com/
               不親切なのではないの、
              ライラの世界での話なので、真面目に説明するのもなんなので・・・

              あなたのダイモンわかったら、教えてね。
              ちなみに私はトラでした。
              名前は・・・忘れた、なんかよく読めなかった(^^;

              JUGEMテーマ:映画

              2008.03.02 Sunday

              元気が出る本/辛酸なめ子「ヨコモレ通信」

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                 よく電車で漫画を読んでいて人目もはばからず笑っている人に遭遇する。
                こどもならまだしもいい大人のそんな姿は、はたから見ていると不気味でもあり、ばかか、と思っていた。
                 私自身、家で一人で漫画を読んでいて,面白いと思うものがあっても、笑うということはなかった。
                 しかし、しかし!!
                 この本は、週刊文春に掲載された潜入取材やコラムがまとめられたものなのだけど、、思わず笑ってしまうほど面白いのだ!!
                 どのページも、頭の回転の良さ、豊富なボキャブラリーがあふれている。
                なんでも著者は、「芸能人を容赦なく分析する文&イラストは「ガーリーなナンシー関」。可愛らしいルックスの奥から繰り出す股間直撃の悩殺表現は「文筆界の小倉優子」。」と言われているそうな、
                ほんと、その通りだわ。
                 図書館で手にとり、ぱらぱらっとめくって、思わず笑ってしまった。
                恥ずかしかったわー。図書館で一人笑う女・・・こわい・・・。
                ハートの入っていないぬいぐるみなんて・・・・・・
                04年2月15日 銀座「ビルド・ア・ベア・ワークショップ」の章。
                 手作りのぬいぐるショップが出来たのは何かで知っていた。
                 へぇぇ・・こんなこわいところなのかー・・・
                レジがぬいぐるみ用の服売り場の奥にあるので「服を買わずに会計するのは世間的にムリ」という漫画が笑いのツボにはまってしまった。

                 米FOXテレビ「The simple life」
                これは番組予告をみただけでうんざりして見なかったのだけど、辛酸なめ子氏の文章でそのすごさがTVを見たかのように伝わる。
                 セレビッチ=パリス・ヒルトンとニコール・リッチーがアーカンソー州の農家にステイ。
                その乱行ぶりは想像を絶するほどのものなんだけど、なめ子氏は不思議な爽快感がある、と書いている。
                 さんざん村をメチャクチャにしたのに、最後はお金の力でハッピーエンド。
                 「お金の虚しさを啓蒙する裏道徳番組だったのかも」と〆ている。氏の文才にほれぼれ。

                 他にも挙げたらキリないほど楽しい話がいっぱい。
                おすすめ!!

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