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kanna・Laceyの密かな愉しみ
すごく陳腐なたとえなんですけど、
こじゃれたカフェでこじゃれた(ふりした)音楽が流れている、
なんだか嘘っぽい感じがする、
本当に店主が好きで選んでる?
なんかこーゆーの流しとけば良さげー?
今風でしょ?
通な感じでしょ?・・・みたいな?
実際、雑貨やさんで、カフェミュージック(?)みたいなCDが売っているし
それが悪いというわけではないのですけど、
聴いてて心地よければ良しなんですけど、
でも、なんかハートがない気がする。
聴いた曲(某ミュージシャンが選んだ)、其処には、その曲を選んだ方が居る、と思う。
それをCD屋さんで選んで、聴いて、良かった、と思った方の気持ちが存在している。
ものすごく感動しました。
私が10−20代の頃、周りにいた年上の人たちから、聴くことを薦められたのは、キャロル・キング、ジェームス・テイラーとモータウンサウンド??などでした。
その流れで?イーグルス、シカゴ、CSN&Y、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウン、フリートウッドマック・・・・と聴きました。
その頃の私の年齢の女の子が聴くには、渋かったかも。
あと、五歳若ければアイドルとして売り出せたのに・・・と言われた(笑・ビミョー・・・)中途半端な年齢の頃、「Will You still Love me tomorrow」を歌ってみたけれど、ヘタ以前に、全然、感情がこもっていないと言われて、ライブでは歌わせてもらえなかった、、、
(過去にもこの話をしたことがあるかも・・・トラウマです・・・)
なぜか、そんなことを思い出しました。
昨年、NHKで「黄金のLIVE」という番組で、ロリー・ギャラガー、ヴァン・モリソンを見て、ほれぼれしました。
ものすごくかっこよかった。(70年代くらいの頃のLIVEでしょうか・・・・)
この方・・・某ミュージシャンも好きかしら??
私がカッコイイ!!と思った曲をプロミュージシャンはどう感じられるでしょう?
聞いてみたいなぁ・・・
JUGEMテーマ:音楽
20人も入ればいっぱいの小さなお店。
七時半開演に遅れること20分・・・
すでにお店は満席。
小さいお子様連れの女性がカウンターの席を薦めてくださる。
入ってすぐ、
ステージから限りなく遠い、、、
本当は奥の席、つめて入れていただこうかなぁと思ったのだけど(ずうずうしいけど)
せっかくのご好意なので、大人しく座る。
傍にはアランの奥様と愛息ルド君。
オープニングアクトの三人組の方々。
力強いフォーク(変な表現)。
お一人は外見は日本人のようだが、南米の方だそうでアルフレッドというそうだ。
ヴォーカルの長谷部さんという方は、英語が堪能でアランと親交が深いらしく、
アランの初期の作品、滅茶苦茶な詞を翻訳してくれたという。
もう一人の方は、長谷部さんより二つ年下とのこと。
アラン&スパン子のユニット名はやっと決まったとのこと、「サビ」。
サビしかやらない、突然終わる・・・のだそうで。
スパン子さんのオリジナル曲やHONZIさんの曲(「丸い月」)も聴けた。
普通にHONZIさんの話を皆がされていた。
それがなんだかいいなぁと思った。
だからかスパン子さんの「丸い月」を聴いたら、HONZIさんが浮かんできて泣きそうになった。
それは、あたたかい、懐かしい情景が浮かぶ、やさしいやさしい曲だった。
食べたくなるような、ぽっかりしたお月様・・・・。
アランの曲は、ルドくんと鳩の曲やパパタラフマラのダンス劇「パンクドンキホーテ」の中の曲「18番」、アランの十八番という意味ではなく、18番目の曲とのこと。
前出の長谷部さんが訳された詞をスパン子さんが朗読。
モンゴルからやってきた娘のシュールでこわい話・・・
それを英詞で唄われた。
そして「すり傷ボーイ」
いつもはメトローマンスホテルでヨタロウさんが唄われてるけれど、アランが唄うとまた別の雰囲気。
ほかにも、何曲か演奏。
最後は、オープニングアクトの方々と大演奏。
昨年の暮れにも、同じお店でアラン&多田葉子さんのユニットの演奏を聴いたのだが、
その時は東欧のジプシー音楽といった感じだったけれど、今回は違う印象を受けた。
どちらも好き。
どちらも心が暖かくなった。
素敵な時間だった。