Obscure Desire Of kanna・Lacey

kanna・Laceyの密かな愉しみ

2022.05.23 Monday

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    2013.11.16 Saturday

    オトコンテ Vol.2 吉祥寺妖怪博・・・もとい 万博2013 (2012はあったのか?)

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      なんかアングル間違えてる・・・



      街はすっかりクリスマス仕様



      ボケてるけど、気にしない・・・
      イルミネーションで輝いている並木です。



      吉祥寺万博2013

      11月13日(水)@吉祥寺スターパインズカフェ  
      19:00start 

      司会:寒空はだか
      山田晃士
      桃梨 
      オトコンテ(Vol.2 白崎映美×伊藤ヨタロウ×今堀恒雄[Gt]&磯部舞子[Vln] )


      先月行われた「オトコンテVol.1 黎明編」の感動もさめやらぬ(そして感想も書かぬ)折、
      もうVol.2・・・。

      2013年後期のわれらがヨタロウ氏の活動といったら、何年分のすごさなのだろう!!

      ・・・と、考えてみたら、
      メトロファルスは、そりゃあ盆暮、もしくは暮だけ・・・ということもありましたが
      ヨタロウ氏は、といえば、メトローマンスホテルだったり、お芝居に出演だったり、
      曲を提供されたり・・・で、今までもわりと、忙しくされていたかも・・・。

       それが、今年は特にどどーっと・・・まさに怒涛のごとく・・・な感がある。

      ヨタロウさんの歌と今堀さんのギター
      男二人、ガチンコ対決・・・
      ダンディな男性二人が、だから決して汗くさくなく
      エレガントで情熱的かつ色っぽいステージをみせてくれたVol.1から一転、
      歌姫、白崎映美さん、ヴァイオリン姫(ベチコ姫)、磯部舞子さんの二人の美女が
      加わって、さぞや官能的なステージになるのであろう期待を

      もぉ、ほんと、見事なまでに裏切って、否、裏切らず、
      魅せてくれました、我が御大は!!

      だってだって、のっけから度肝を抜かれましたものっ!

      過日のファスビンダー、紀伊国屋の舞台さながらの、
      Jo. So. U ・・・女装

      真っ赤な羽のストールに黒のイブニングドレス

      お芝居では、元ナチ党員、近親相姦で女装の変態を演ったのですが・・・
      お芝居を見てあの人はいつもあんな風と思われた?とか
      梅ちゃん(ワハハ本舗 梅垣義明さん)みたいとか・・・

      一方で映美さんは男装の麗人。

      ヨタリー&エミリオ
      (ヨタリーは、ナタリーみたいな感じで、と後日、FB上でヨタロウ氏談)

      くだんのヨタリーは、
      クセになりそう、
      ブラジャー、借りようかと思った(白崎映美さんに)
      前日、飲んでて、中学生みたいに、ブラジャー、ブラジャー
      と言っていた
      ・・・と、なんて素敵なエピソードを披露。

      一方で映美さんは今堀さんにマイクをふると、
      今堀さん、恥ずかしそうに「ブラ・・・」

      そんなこんなでヨタロウさんの会話は、終止オネエ言葉に(笑)
       「エミリオ、あなたさっきひげの描き方間違えていたわね」


      MCではそんなコント?をみせてくれたけれど、楽曲は、それは
      もう強力!

      ギター一本と歌だけで魅了され、感動した前回に加え
      ベチコさんの時にはかなく、時に楽しく、たくましいヴァイオリンと
      映美さんの表現力豊かな美声・・・
      素晴しかったですねー!!

      銀色ボブのかつらをとっても、かわらない・・・「二段おちか」
      「ずっとこの格好でやるには無理が・・・」
      などと言いながらも、ヨタロウさんとっても楽しそう。

      舞台の時は、全然変態じゃない!!素敵!!ドラァグクイーンみたいだったけれど、
      今回は、そうですね、
      Vargin Purunes(というダブリン出身のバンド)のGuggiを思い出しました。
      (ええー!そう?!って言われるかもしれませんけど)
      アーティスティックなんです。
      趣味で女装してます、っていうのではなく。(当たり前のこと言ってすみません)

      でも、気遣いのヨタロウさんのこと、
      お芝居を観にこれなかったお客様のためにサービス
      というのもあったのではないかしら?
      (以前、「7Door」の時にも、お芝居の時の、パンクスのようなツンツンヘアと
      メイクでLIVEされてたし)

      こんなこと言うと、うるせーよ!とか言われそうですけど・・・。

      演奏曲、どれも珠玉の名曲揃いなんですが
      この日の私のベスト1は「しゃらくせいや」
      ギター、ヴァイオリン、デュエット・・・
      初めて聴くアレンジの「しゃらくせいや」でした。

      とても個人的な理由ですが
      「しゃらくせいや」は、初めて手にしたメトロファルスのCD、
      今は昔・・・1992年、それしか売っていなかったので、
      ものすごくたくさん聴いたCD、曲であり
      当時のことが思い出されるとても懐かしい曲でもあります。

      過去に数回、ライブで聴きましたが、その度に、キュンとする。


      かっこ可愛いステージに乾杯!でした。


      ****************************
      「米の歌」
      「たいこどんどん」 から
      「風の人」
      「月夜の駱駝」(?)
      「愚かなる者に降る雨は」
      「薔薇より赤い心臓の歌」
      「しゃらくせいや」  他




      2013.11.06 Wednesday

      男性による女性のためのH映画

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        20131106


        ・・・と、わけのわからないタイトルでございますね。

        男性が撮った(作った)いわば、男性向け?な作品ですが
        女性が観ても、楽しめる・・・という表現はちょっと違いますね、

        目をそむけずにみられる、
        ストーリーもちゃんとあって
        登場人物に共感できる、なおかつ感動した
        女の私が勝手にそう思った、
        18禁的な、わりと、アダルトな作品たち・・・

        「トパーズ〜TOKYO デカダンス〜」(監督・原作 村上龍)
        「愛の新世界」(監督 高橋判明)
        「エマニュエル」(三部作 監督 ジュスト・ジャカン他)
        「感じる生下着」(笠倉出版社 主演 桜樹ルイ)・・・

        そして、今回ご案内するのは、

         「私の奴隷になりなさい」

        2012年作品

        監督 亀井亨

        原作 サタミシュウ
        2005年 発行 角川書店 「スモールワールド」
        2007年 改題 「私の奴隷になりなさい」

        ご存知、壇蜜さん主演映画。

        ...............................................................................

        ここから先は、トレーラーで、すでに公開されておりますので
        ネタばらしにはならないと思いますが、

        いや、
        それすら見ていない、
        これから見る予定だ、
        お楽しみはこれからだ、

        という方は、ご遠慮ください。

        ...............................................................................





        誘惑メール。
        セーラー服で立っている香奈(壇蜜)
        バスの座席で、別の席から先生の操作するバイブによってみもだえる香奈
        それを何もできずに眺めているぼく・・・・

        偶然予告を目にしたら、気になってしまって・・・
        予告編だけで、おなか半分いっぱいになりますが(?)

        板尾創路さん演ずる先生が、なぜ先生なのか?
        どういう経緯で香奈(壇蜜)は、先生と出会い、調教されたのか?

        (原作本読まずして、映像みればいいや)

        観ることにしました。

        ...............................................................................



        ここから先はネタバレバレですので、

        これからこの作品をみようかなと
        思っている方は、ご遠慮ください。


        ...............................................................................




         予告を観ただけでは、ぼく(真山明大)が、一方的に香奈(壇蜜)に誘惑され、
        異世界へ導かれていくのが気の毒に思っていたのですが、
        実際観てみたら、ぞれは私の思い込みでした。

        ぼくは、草食に見えて、肉食好色男子で、セフレとしか思えない女子大生のほかに
        先輩の彼女にも手を出し、さらに、職場の先輩(香奈=壇蜜)をもおとそうとする。
         まんまと自ら、生贄志願したようなもので、香奈にはっきりと断られ、しかられた・・・のに、
        ある日その香奈から「今夜セックスしましょう」というメールが届く。

        その日から、ぼくの生活は一変する・・・。


        結局、最後まで先生は何の先生かわからない。
        (もっとも、先生がなぜ先生と言われるかの所以を説明しているシーンがある)

        きわどいシーンが続々出てくるが、特に違和感も無くさらっとみれたのは
        監督や演出の手腕だろうか、
        また、壇蜜さん自身の魅力、演技も良かったのかな。


        ぼくの家に一方的に押しかけてきて
        やるだけやって、何事も無かったかのようにそそくさと帰る。
        ただただ唖然として、取り残されるぼく。
        そのシーンがすごく可笑しかった。
        女性のやり逃げ。(言葉が悪いですが)


         大昔、「ナインハーフ」という映画がものすごくヒット
         (それも女性からの支持多数で)したことを思い出した。
         全く比較にはならないのだけれど、
         少しづつ謎の男に調教されていく部分は似ている感じがした。
         登場する女性(キム・ベイシンガー)が、女性から共感を得られたというのも、似ている。
         (くしゃくしゃっとした髪の毛とファッション、部屋でもこもののソックス履いていたり・・・)


        好感が持てたのは、音づかい。
        際立った音楽が流れるのではなく、静かな音(ピアノ?)が流れるのが
        古い日本映画を観ているみたいな
        懐かしい感じ?
        そして、演出が細かいなぁって思ったシーンがある。
        それは、監督の指示なのだろうか?
        (ここでは、それは語らないけど)わかっているな、と思いながら観た。

        でも、一方で、うーん・・・と思うシーン、ちょっと納得いかないシーンもありました。
        (これは、乱歩の映画を観たときにも思ったのだけれど)

        前者は、香奈が先生の指示で、浴室でオナニーシーンをビデオに収めているシーン
        なのですが、もう台詞が何言ってるのかわからない。
         ただ、このシーンのメイキングを観たら、もう何度も何度も撮り直しているので
        監督はもっと!もっと!・・・で、台詞なんてどうでもいいのでしょうね、
        とにかく官能的に撮れれば
        そして、シャワーをジャージャー浴びて、声をはりあげてのそのシーンは
        繰り返しやっていると、たぶんもう頭もぼーとしてきて
        心ここにあらず・・・な状態になってくるのかもしれない
        監督はそこをよしとしたのでしょう
        だから、台詞なんて、何いってんだかわからなくてもいいのでしょう・・・


        ・・・後者の納得いかないシーンは、今ここでは言わないでおきます。

        あまりに下ネタすぎるからw

        (質問のある方は、会ったとき直接どうぞ^^)


        SはMであり、MはSである。

        ラストの「私の奴隷になりなさい」の台詞が、とても印象的でした。



        興味をもたれた方、どうぞ ^^
        http://www.youtube.com/watch?v=0L5M8NtlZkg


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